おすすめのジンの飲み方が知りたい!
そのまま飲んでもおいしいジン。
宅飲みなら、カクテルもおすすめ。
ジンはカクテルのベースに使われることが多く、ジンベースのカクテルは数え切れないほどあります。
この記事では、ジン好きライターが宅飲みで作れるジンのカクテルを20種類ご紹介します。
「ジンの飲み方」で検索され、ここに訪れる方はすごく多いです。
値段も手頃、カクテル作りも楽しめるジンは、気軽に宅飲みでバー気分も味わえるとして人気ですね。
しかし、カクテルの種類も豊富ですから、どんなカクテルを作ればいいか迷ってしまう人も。
そこで、おすすめや定番をいくつか知っておけば、もっとジンを楽しめます。
宅飲みに最適なジンのカクテルをご紹介!
一口にカクテルといっても種類はさまざま。
どんなジンベースのカクテルがあるのか分からない人も多いと思いますが、以下では超有名なあのカクテルからロマンチックなものまで、おすすめを20種類紹介していきます。
各カクテルはリンク先で細かいレシピが公開されていますので、実際の作り方はそちらを参考にしてみて下さい。
全部自宅で簡単に作れちゃいますよ。
マティーニ
まずご紹介するのがマティーニ。
おそらくジンベースのカクテルで一番有名じゃないでしょうか?
「カクテルの王様」なんて呼び方もあるほどで、ベルモットの芳醇な香りが楽しめます。
アルコール度数は高めですが、レシピがシンプルなのでカクテル入門におすすめですよ。
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ジントニック
ジントニックも有名なカクテルの一つ。
マティーニと同じように簡単に作れるので、初心者向きでもあります。
ただ、ジントニックは非常に奥深く、トニックウォーターの割合やジンの銘柄によって味が大きく変わります。
何度も作って、自分なりの味を探してみるのもいいですね。
ジンリッキー
あっさり味を好む人におすすめのカクテルがジンリッキーです。
甘さがほとんどなく、ライムの爽やかな香りが堪能できます。
炭酸水は加糖・無糖どちらでもOKですが、無糖ならキレのある味になりますよ。
ジントニックの甘さが苦手な人はぜひ試してみて下さい。
ジンフィズ
甘さと爽やかな味の両方を兼ねているカクテルがジンフィズ。
ジントニックとジンリッキーの中間的な味わいです。
レモンのフレッシュな香りに砂糖の甘みが加わり、どんどん飲めちゃうのもポイント。
砂糖を加減すれば甘みを調整できますので、ぜひ好みの味を探してみてはいかがですか?
ジンバック
ちょっと辛口のカクテルを好む人におすすめなのがジンバック。
ロンドンバックとも呼ばれており、柑橘類の酸味とジンジャーエールの炭酸でパンチの効いた味わいが楽しめます。
レモンとライムのどちらを使うかは好みによりますが、酸味を重視するならレモン、香り重視ならライムがおすすめです。
ギムレット
ジンバックに同じく、辛口が好きな人にはギムレット最適。
ライムジュースの入手が少し大変ですが、それを差し引いてもシンプルであっさりした味わいは代えがたいものがあります。
ジンとライムジュースを混ぜるだけなので、シェイカーがなくても作れるのがメリットですね。
オレンジブロッサム
もし手元に偶然ジンとオレンジジュースがある時は、オレンジブロッサムを作ってみてはいかがですか?
宅飲みに最適なカクテルで、ジンをオレンジジュースで割るだけで作れます。
味がベースのオレンジジュースに左右されますので、市販品はもちろん、自宅でフレッシュオレンジジュースを試してみるのもいいですよ。
ジンと生姜のビールカクテル
ちょっと変わり種のカクテルを好む人にはこちら。
ジンと生姜のビールカクテルです。
必要な材料は少し多いものの、ビリッとした生姜の辛味とビールの苦味が絶妙なバランスが魅力。
色んな料理との相性がいい点も宅飲み向きですね。
シンガポールスリング
シンガポールスリングは見た目の可愛さが特徴。
1915年にシンガポールで誕生したカクテルで、以来100年以上愛され続けています。
味は砂糖の分量で変わりますので、自分の好みに調整してみましょう。
ちなみに甘めがいい人は砂糖を多めにして、あっさり味がいい場合は砂糖少なめがおすすめです。
ブルームーン
ブルームーンはロマンチックな印象のカクテル。
その名称どおり、まるで青い月のような美しい色合いが楽しめます。
とてもおしゃれなカクテルですが、必要な材料が少ないので簡単に作れますよ。
宅飲みでおしゃれなジンのカクテルが飲みたい!そんな時にぜひ試してみて下さい。
タンゴ
どこか情熱的な印象を受けるカクテルがタンゴです。
オレンジキュラソーやオレンジジュースを使うので味が甘め。
しかし余韻はとても美味で、スイートベルモットの芳醇なアロマやベリー系の爽やかな香りを堪能できます。
ピンクレディー
昭和の某グループを思わせるカクテルがピンクレディーです。
ただし歴史はカクテルのほうが古く、1912年にイギリスのロンドンで誕生したとか。グレナデンシロップの美しいピンクの色合いとザクロの酸味が同時に楽しめるカクテルです。
ホワイトレディ
一方、こちらは透明な見た目が美しいカクテル。
1919年にロンドンのとあるクラブで生み出されました。
一見するとシンプルなカクテルですが、ホワイトキュラソーやレモンジュースの柑橘系の香りが口いっぱいに広がります。
材料も3つで済むため、簡単に作れる点もポイントです。
ルシアン
ルシアンは、カカオの風味とまろやかな口当たりが魅力のカクテルです。
ウォッカとカカオリキュールが絶妙にマッチして、独特の味わいに仕上がっています。
ただし、口上がりがよい一方でアルコール度数が高め。
何杯も飲むカクテルではないので、1~2杯に留めておくのがベターです。
コスモポリタン・マティーニ
コスモポリタン・マティーニは美しい赤が映えるカクテル。
一般的なマティーニとは違ってクランベリージュースを使用します。
味はほんのりと甘いものの、クランベリーの爽やかな酸味も同時に楽しめます。
食前酒としても最適なので、サラダや軽めの前菜に合わせるといいですよ。
ドライジンを使用したおすすめカクテル
ドライジンはシンプルでサッパリした味わいが魅力です。
以下では、このドライジンをベースにしたカクテルを5つ紹介します。
口当たりのよいカクテルを楽しみたい時はぜひ試してみてください。
ノックアウト
ネーミングのインパクトが強いノックアウトは、ペパーミントの香りとペルノのフレーバーを同時に楽しめるカクテルです。
その名前に違わぬ強烈な味わいがありますが、簡単に作れるのも魅力。
材料が揃ったらぜひお試し下さい。
ミルクカクテル
濃厚な味を楽しみたいなら、こちらのミルクカクテルはいかがですか?
一般的なジンベースのカクテルとは違い、非常にマイルドな味が楽しめます。
牛乳とホエー(乳清)が必要ですが、少し変わったカクテルを試してみたい人はぜひ。
パラダイス
オレンジジュースのサッパリした味わいや、アプリコットの甘い香りを堪能できるのがパラダイス。
カクテルの名前どおり、南国の楽園のような甘口の風味が魅力です。
必要な材料も少なく、比較的作りやすいのもメリット。
自宅で一風変わったカクテルを楽しみたいなら、パラダイスを一度作ってみてはいかがですか?
フレンチ75
フレンチ75は第一次世界大戦時のフランスのパリで生まれたそうです。
カクテル名の”75”は、当時使用されていた大砲に由来するのだとか。
勝利を願って生み出されたフレンチ75。
味わいも力強く、ドライジンのキレがある辛口とフレッシュなレモンジュースの口当たりを同時に楽しめます。
ジンの美味しさも活かせますので、シンプルなカクテルを飲みたくなったらぜひどうぞ。
アラウンド・ザ・ワールド
見た目の美しいカクテルを好むならこちら。
アラウンド・ザ・ワールドは世界一周を意味する言葉で、アメリカ生まれとされています。
ミントリキュールのエメラルドグリーンが美しく、パイナップルジュースのほのかな甘味が口いっぱいに広がります。
目と舌の両方で楽しめる、少しオシャレなカクテルです。
ドライジンをジュースで割ってみよう
カクテルもよいですが、一味違ったジンのジュース割りを楽しんではいかがですか?
単にジュースで割るだけですので、簡単に作れるのが魅力。
特別な道具はいっさい不要で、ジンと好みのジュースがあれば作れます。
特にドライジンは口当たりがよく、スッキリとした飲み口が楽しめるのもポイント。
以下では、ドライジンと相性がよいジュースをいくつかご紹介します。
レモンジュース
特におすすめしたいのがレモンジュースです。
レモンの強い酸味とドライジン特有の辛口は相性がよく、それぞれを引き立ててくれるのがポイント。
もちろん市販のジュースは加糖が大半ですが、フレッシュな味が堪能できます。
後述するジュース全てにいえることですが、レモンジュースを選ぶ時は果汁の割合や糖分をチェックして選びましょう。
オレンジジュース
上記でご紹介したカクテルはいずれも万人受けする味ですが、シンプルにジンのジュース割を楽しみたい人や、レモンの酸っぱさが苦手な人におすすめなのがオレンジジュースです。柑橘類の甘みとサッパリした味が楽しめます。
ドライジンで割るとやや辛口になりますが、程よい甘みも加わるのでのどごしは抜群。甘さ控えめのオレンジジュースを使えば、よりスッキリした味を楽しめます。
ただし、他のジュース割りと比べて口当たりがよいので、飲みすぎないよう注意して下さい。
グレープフルーツジュース
グレープフルーツジュースもドライジンとの相性がよいジュースです。
少し苦味が強いため、ドライジンの辛さをさらに引き立ててくれます。
反対に他のジュースと比べて甘みは薄いので、好みで砂糖やハチミツなどを加えてみましょう。
パイナップルジュース
甘い味が好きな人にはパイナップルジュースがおすすめ。
上記でご紹介したアラウンド・ザ・ワールドと同じく甘みが楽しめます。
しかし、パイナップルジュースを入れすぎると甘みが強くなり、ドライジンの辛さが薄れてしまいます。
計量カップなどを使い、自分好みの割合を探してみましょう。
トマトジュース
ブラッディ・サムというカクテルがあるように、トマトジュースもドライジンとの相性が抜群です。
ブラッディ・サムはペッパーなどのスパイスを加えますが、単にトマトジュースと割るだけでも独特のコクが楽しめます。
特に甘いお酒やカクテルが苦手な人におすすめ。
無塩のトマトジュースを使えば雑味が減り、よりシンプルな味を堪能できます。
コーラ・ソーダ
柑橘系のジュースやトマトジュースが苦手な人は、ぜひコーラやソーダで割ってみましょう。
ジュースとは異なる味を楽しめます。
特にドライジンは辛口ですから、加糖ソーダやコーラとの相性も抜群です。
辛さが和らぐうえ、砂糖の甘味が加わって優しい口当たりになります。
辛いお酒が苦手な人におすすめです。
宅飲みでジンのカクテルをおいしく作るコツ
「どうすれば宅飲みでジンのカクテルをおいしく作れるの?」そんな疑問が浮かびませんか。
ちょっとしたコツがいります。
以下で挙げる3つのポイントを意識して、自宅で楽しくカクテル作りに挑戦してみて下さい。
ベースの銘柄はしっかり選ぼう
まず意識しておきたいのがベースとなるジンです。
一口にジンといっても多岐に渡り、銘柄が違うとカクテルの味も大きく変化してしまいます。
例えば、ドライジンを使ったカクテルは比較的あっさりした味になりますが、ジュネヴァを用いると濃厚でクリーミーな味に変化します。
同じカクテルでも味が様変わりするので、使用する銘柄はしっかり選びましょう。
アルコール度数に注意
ジンはアルコール度数が高いことにも注意しましょう。
他のスピリッツと同じく、最低でも40%前後はあります。
高い銘柄だと50%近いアルコール度数になるため、事前にチェックしておきましょう。
カクテルによってはジンを他のリキュールやお酒で割るため、アルコール度数が高くなりがちです。
飲み口のよいカクテルもありますが、飲みやすいからといってグイグイ飲むと後が大変なことに…。
いずれにせよ、上戸の人も飲みすぎないよう注意して下さいね。
ステア回数はカクテルの種類による
カクテルを作る時のステア(混ぜる)回数は、カクテルの種類によって変えましょう。
味にムラができないようにと、ひたすらかき混ぜる人も中にはいますが、氷が溶けてしまいますし、ソーダを使うカクテルは炭酸が抜けていきます。
目安となる回数はありませんが、基本的に混ぜすぎは禁物。
風味にも関わるので、ベストな回数を見つけることが重要です。
ジュースの甘さ次第で味が変わる
ジンとジュースを使ったカクテルは無数にありますが、ジュースの甘さには注意しましょう。
特にジンの辛味やサッパリした風味を活かすなら意識しておきたいところです。
ジュースが甘いとカクテルも甘くなるため、本来の風味が損なわれてしまう場合もあります。
ご自身の味の好みにもよりますが、カクテルを作る前にジュースをテイスティングして、完成後の味を想像してみるのもおすすめです。
まとめ
ジンを使った宅飲み向きのカクテルはたくさんあります。
でも、どんなカクテルを使ったらいいか迷った時は、今回ご紹介した内容を参考にしてみて下さい。
ただし、カクテルごとにアルコール度数が違うので、深酔いしないよう気をつけましょう。
この記事を書いたライター
親から飲んべえ体質を忠実に受け継いだKouheiです。安くて美味しいお酒を求め、そして安くて美味しい肴や料理を求めて試行錯誤の日々。ちなみに焼酎と泡盛、ビールを愛飲します。
追記編集は、たくのうち ゆたか が行いました。
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