近年、宅飲みでも大人気のレモンのお酒。
爽やかな香りとさっぱりした味わいがたまらないですよね。
実は、自家製でも簡単にレモン酒を作れるって、ご存知ですか?
レモン酒はあまりメジャーでないかもしれませんが、自家製の果実酒といえば、梅酒がよく知られています。
梅の代わりに、レモンを使って作るものが「レモン酒」です。
「果実酒作りなんて、ちょっと面倒くさそう・・・」
と敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、自家製レモン酒には、
1. レモンの香りがなんと言ってもバツグン
2.漬けるお酒の種類を変えて、自分好みの味にできる
という、レモン酒好きには嬉しい、大きなメリットがあります!
完成までは1ヶ月ほどかかりますが、自分の手で漬けたレモン酒は格別の味わいのはず!
できあがる日を楽しみに待ちながら過ごすのも良いものです。
「美味しくな〜れ!」と毎日念じていれば、あっという間ですよ(笑)
今回は、自家製レモン酒の作り方と、その活用方法、漬けた後のレモンの使い道まで一気にご紹介します。
用意するもの
・果実酒用保存瓶(容量2L以上)
長期間漬け込むため、密封できるガラス製のものがおすすめです。
出来上がった後に実際に使う際には、小分け用の瓶も用意しておくと宅飲みに便利ですよ。
基本の材料
・レモン(国産) 4〜5個
・氷砂糖 200g(お好みに合わせて増減OK)
・ホワイトリカー35度 900ml
作り方
1.保存瓶を洗って消毒する
カビや雑菌の繁殖を防ぐために大切な工程です!
食器用洗剤で洗い、しっかりと水分を拭き取った取った後、ホワイトリカーを少し注ぎ入れ、瓶を振って内側全体を消毒します。
瓶の中のホワイトリカーは捨ててしまってOKです。
2.レモンを洗う
「無農薬」などの表示がない場合、ワックスや農薬が使われているので、塩をこすりつけながら、レモンの表面を丁寧に洗います。
輸入レモンの場合には、防カビ剤が使われていることが多いため、食器用洗剤を使用してしっかりと洗ってください。
3.レモンを切る
まず、皮を薄くむきます。
2個分はお酒と一緒に漬け込み、1週間程で取り出すので、あまり細かくならないようにむいてください。(細かいと後で取り出すときに大変です。)
実は、白いわたの部分を取り除いて、2〜3等分の輪切りにします。
白い部分は苦味の元になるので、なるべく残らないようにするのがおすすめです。
4.レモンと氷砂糖、お酒を瓶に入れる
果実と氷砂糖を交互に瓶に入れ、レモン2個分の皮を上に乗せて、ホワイトリカーを注ぎ入れたら完成!
あとは出来上がりを待つだけです。
完成までにかかる時間
最短3週間くらいで飲めるようになりますが、半年、1年・・・と長く漬けた方が、よりまろやかで美味しい味に変化します。
長期間にわたって漬ける場合には、苦味や雑味が出るのを防ぐため、約1ヶ月ほどで皮を、2ヶ月ほどで果実を取り出してください。
「取り出した皮や実がもったいない」という方は、ジャムにするのもおすすめです。
ちょっぴり苦い大人味のレモンマーマレードになりますよ!
作り方のアレンジ方法
冒頭にも書きましたが、自家製でレモン酒を作るメリットの1つが、アレンジを加えて好みの味にできる点です。
宅飲み&自家製レモン酒ならではの醍醐味の1つと言っても過言ではありません。
すぐにできるアレンジ方法は以下の2つ。
1.漬けるお酒の種類を変える
ホワイトリカーはクセがなく軽い仕上がりになりますが、ちょっとアレンジしてみたい!という方におすすめなのが、お酒の種類を変えることです。
■ブランデー コクのある深い味わいがお好きな方へ
■ウォッカ キレのあるすっきりした飲み心地がお好きな方へ
■お好みの銘柄の焼酎 焼酎の銘柄にこだわりがある方へ
ちなみに、筆者の好きな銘柄は「キンミヤ焼酎」。
まろやかで飲みやすく、スーパーなどでも比較的手に入りやすいのが魅力です!
ちなみに、お酒は必ずアルコール度数20度以上のものを選んでください。
それ以下のもので作ると、酒税法違反になってしまう可能性がありますので、ご注意ください。
2.砂糖の種類を変える
氷砂糖の量を増減したり、黒糖やハチミツに変えるのも簡単にできるアレンジ方法です。
筆者のおすすめはハチミツとブランデーの組み合わせ。
コクが出て、飲みごたえのあるお味になりますよ!
まとめ
ここまで、宅飲みにもおすすめの自家製レモン果実酒の作り方とアレンジ方法をご紹介しました。
完成したレモン酒は、ロックで楽しむのもよし、炭酸で割ってレモンサワーにするもよし!
宅飲みが一段と楽しくなること間違いなしです。
ぜひ一度チャレンジしてみてください!
この記事を書いたライター
Lei
ワインとチワワをこよなく愛するwebライター。
目下の悩みは運動不足。