生理中のお酒はNG?アルコールを控えたほうが良い理由

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遊びや飲み会の予定があったのに、タイミング悪く女の子の日と重なってしまったという経験は、女性なら一度は経験しているのではないでしょうか。

生理中は抵抗力が弱まっていることや、女性ホルモンの関係でアルコールの分解が遅くなっていることからお酒に酔いやすいことがあります。

また、お腹が冷えることで生理痛が悪化することもあります。

今回は生理中にお酒を控えた方がいい理由について解説していきます。

生理中のお酒はなぜ控えたほうがいい?

生理直前から生理中は、ホルモンバランスが崩れがちです。

ホルモンバランスが乱れてただでさえPMS(月経前症候群)の不快な症状に悩まされているところに体を冷やすと、気分の沈みや生理痛の悪化などを引き起こす可能性があります。

生理前になると必ず微熱が出てしまう人もいますが、それもPMSの症状のひとつです。

また、体に水分を溜め込みやすく、むくみやすい時期なのでアルコールによって体がむくんでだるく感じやすい症状も起こりえます。

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生理中にお酒を飲むと吐きやすい?

生理中は女性ホルモンであるエストロゲンの影響で、アルコールの分解能力が普段よりも弱まります。

いつもはなんともないのに、生理中にお酒を飲むと悪酔いして気持ち悪いと感じることや、吐くことが多くなる女性も多いです。

ただでさえ免疫力が下がりやすく、体調が万全ではない状態なので生理中はお酒を控えめにして飲んだ後は温かいものを摂るように心がけてください。

お酒を飲むと生理が止まる?

生理前にお酒を多く飲むと、肝機能が低下やホルモンバランスの乱れの影響から生理が遅れることがあります。

さらにお酒はPMSを悪化させるため、精神的な不安感やイライラを強めて生理不順に繋がることもあります。

1週間以上遅れるようならはやめに婦人科を受診しましょう。

鎮痛剤を飲んでいるときのアルコールはNG

基本的に鎮痛剤とアルコールの飲み合わせはよくありません。

バファリンやロキソニンなどの服用間隔は4時間〜6時間とされています。

アルコールと鎮痛剤の併用は肝臓や胃にダメージが大きく、重大な副作用が起こる可能性があります。

特に危険なのは効き目が強く出過ぎてしまうことで、最悪の場合は昏睡に陥ることもあります。

お酒を飲む予定があるときははやい時間に服用しておくか、ソフトドリンクで済ませておくのが無難です。

アルコール度数の計算の仕方

アルコール度数は、1本あたりの体積を表しています。

当然ですが3%のお酒を2本飲めば6%になるということではありません。

例えば、度数3%のお酒は100ミリリットル中、純アルコールが3ml含まれているということになります。

以下の計算式に当てはめることで純アルコール量を求めることができます。

酒の量(ml)×度数または%/100×比重=純アルコール量(g)

あくまで目安の数値ですが、生理中は度数が低く体に負担をかけないようにお酒を楽しみましょう。

飲酒量の単位
酒を飲んで「酔い」などの効果をもたらすのはアルコールですが、酒に含まれるアルコールの濃さ(強さ)は千差万別です。アルコールの体や精神に対する影響は、飲んだ酒の量ではなく、摂取した純アルコール量が基準となります。酒に含まれる純アルコール量(ドリンク数)を知っていれば、飲んだ酒の影響や分解時間などが推定できます。

まとめ

生理前・生理中のお酒はPMS(月経前症候群)を悪化させやすく、心身ともに影響を及ぼしやすいです。

またエストロゲンによってアルコール分解も弱まっています。

断れない飲み会の場合はできるだけゆっくり楽しみ、体に無理のない飲酒を心がけましょう。

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