お酒の中でも何より日本酒が好きな私は「アマゾンプライムビデオに日本酒に関わる番組がないかな?」と、ある日思い立って検索をしてみました。
すると、又吉直樹さんが出演している「これが無いなら来なかった」という番組がヒットしたのです。
その中で私が気になったシーズン・エピソードは、「これが無いなら来なかった~又吉直樹の福島県~」。
番組内では、150年以上前からある酒蔵「末廣酒造」を紹介していました。
末廣酒造とは?
公式HP
末廣酒造は嘉永3年(1850年)創業の歴史ある酒蔵。
昔ながらの製法を守りながらも最新鋭テクノロジーも取り入れているのが特徴です。
そして、末廣酒造ではうまい日本酒づくりのために掲げている「地酒三か条」があります。
一、天然の旨い仕込み水
二、伝承される会津杜氏の匠
三、仕込み水と同じ水、仕込み水が湧く大地に育つ酒米
これが末廣のうまい日本酒の秘密なんですね。
三か条引用元:https://www.sake-suehiro.jp/fuudonosake/fuudonosake.html
番組内で紹介されたお酒
この番組で登場し又吉さんも試飲をしたお酒は、末廣 伝承山廃純米酒です。
山廃といえば日本酒好きならほとんどの人が聞いたことがあると思いますが、末廣の新城猪之社長曰く、山廃が生まれたのが末廣とのこと。
山廃とは?なぜ末廣が山廃の生みの親なのか
お酒を作るためには、まず酵母を培養する必要があります。(酒母作り)
昔は酵母をたくさん培養するため、お米をすり潰してドロドロにする工程がありました。(山卸し)
しかし、醸造試験所の嘉儀金一郎氏は、「麹菌がしっかり働いていれば米を溶かすから、その作業はいらないのでは?」という点を発見。
そして、末廣酒造の蔵で大正6年~8年まで実験を繰り返し完成したのが「嘉儀式」による山廃仕込みの日本酒なのです。
又吉直樹さんも絶賛!末廣 伝承山廃純米酒
山廃の日本酒は熱燗にすると乳酸菌がよく働きおいしいからという社長のオススメで、又吉さんは熱燗で末廣 伝承山廃純米酒を試飲。
又吉さんは「僕にその味が分かるかなぁ?」とのことですから、日本酒に関しては初心者のようですね。
そして、陶器の酒器に注がれたお酒をじっくり味わう又吉さん。
「深みがあって濃厚。味がしっかりしてて、なんか不思議な感覚というか、壁の向こうの景色がちょっと透けて見えました」とのことです。
なんだか不思議な感想ですね。
さすが、芥川賞受賞を果たした又吉さんならではの表現!
社長がおすすめするおつまみはチーズ
末廣の新城猪之社長が又吉さんにオススメしたおつまみはチーズ。
日本酒好きの方なら納得できるおつまみチョイスですよね。
又吉さんは日本酒とチーズの組み合わせに「意外だ」と感じたそう。
新しい発見ができて良かったですね。
ちなみに、チーズをおつまみに末廣 伝承山廃純米酒を飲んだ又吉さんは「合いますね」「ああ美味しい!」「お酒がマイルドに感じられる」と絶賛していました。
実は私も飲んだことがある末廣 伝承山廃純米酒
実は、私も末廣 伝承山廃純米酒を飲んだ経験があるんです。
すごく美味しくて、これまでに3回リピートしちゃいました。
山廃ならではのしっかりとしたふくらみ・旨味はぬる燗にするとグーンと高まります。
柔らかく落ち着いた味わいに「ホッ」。
ゆっくり過ごしたい夜にぴったりのお酒です。
まとめ
この番組では末廣酒造以外にも福島県のさまざまな「オススメ」を紹介しているので、福島県の会津に興味がある方は一度見てみてはいかがでしょうか?
私は福島県出身なので、ふるさとが恋しくなったし、又吉さんがじっくりお酒を飲んでいる姿を見て、私もまた末廣 伝承山廃純米酒を買いたくなっちゃいました。
楽天やアマゾンでも手頃な価格で購入できる日本酒なので、みなさんもぜひこの機会に購入を検討してみてくださいね。
Topimage by Samuele Schirò from Pixabay